高坂デンタルオフィスは初診で約60分、応急処置を優先に保険診療枠でベーシックな検査(レントゲン撮影、歯周検査)とクリーニングを行います。次回の診療で本格的な治療が開始されますが、たとえ小範囲の単純な治療であっても、患者さんにしっかり納得していただけるように都度都度ご説明申し上げます。
治療内容が複雑だったり問題箇所が多い場合はその治療説明を理解、納得するのにも時間はかかります。そもそも今の自分に本当に必要な治療なのか?勧められた治療内容に不安を感じる方もいらっしゃいます。治療の途中でも必要な方にはコンサルテーションの時間を設けていますので、疑問点がありましたら遠慮せずにお申し出ください。
歯科医師が向き合うのは1㎤程度の小さな歯や、直接見ることのできない歯周ポケットの狭いすき間、また噛んだ瞬間の1/100mm単位での噛み合わせのズレです。
それらは全て、集中力が欠けると診断と治療が不的確になってしまう可能性のある小さな対象です。
私にとって集中力の維持が難しい状況は、患者さんと満足に会話もできないほど時間に余裕のない場面です。
短時間に多くの患者さんを見ることができれば、多くの患者さんを短時間で楽にすることもできるでしょう。勤務医時代は私もそういう場面を経験してきました。
しかし自分の場合は、流れ作業のように歯を削っていたと思う瞬間もあったように思います。今振り返ると、それは私がやりたい治療の形ではありませんでした。
いかに制約の多い保険診療であっても1日に何人の患者さんを診療するかは、医院の方針で決めることができます。患者さんは歯の治療のために貴重な時間を使って来院くださいます。私は皆保険制度の仕組みを言い訳にせず、歯科医師の責任を果たす歯科治療を患者さんに約束します。
1967年 東京都武蔵野市に出生。
1995年 東京歯科大学卒業。
1995年 青森県清藤歯科医院にて4年間勤務。
1999年 こうさか歯科医院にて12年間勤務。
2011年 パール歯科医院にて分院長として4年間勤務。
2014年 原デンタルクリニックにて分院長として4年間勤務。
2017年 東京都武蔵野市にて高坂デンタルオフィス開業、現在に至る。
日本顎咬合学会会員
咬合調整/歯科医展望/2021.4~6月号
はじめまして。
主に保険診療を担当している高坂 駿介です。
院長の息子なので院内では「シュンスケ先生」と呼ばれています。
歯の健康を保つことは、豊かな生活を過ごしていくために欠かせないことだと考えています。
特に、よく噛んで物を食べられることは日々の生活の中でとても大切なことで健康に直結します。
今、抱えている問題を解決することはもちろん、長い期間でトラブルが生まれにくい口腔環境をつくり、患者さんの健康なからだ作りに貢献できたらと思います。
高坂デンタルオフィスの理念にのっとり、コミュニケーションを大切にいたします。
常に丁寧な治療を心がけてまいりますので、ご希望やご質問などございましたらお気軽にご相談ください。
2021年 日本大学松戸歯学部卒業。
2022年 日本大学松戸歯学部附属病院 研修終了。
2022年 三宅歯科医院勤務。
高坂デンタルオフィス勤務。
"歯科"の仕事に携わってから四半世紀が経ちました。その間には様々な事が変化していますが、年数を重ねるごとに学ぶことも多く、今現在も毎日気づきや発見があり、奥の深い仕事だなと、日々実感しています。
歯科はどちらかというとマイナスのイメージがあり、長く通ってくださる患者さんも「治療に慣れることはないわね。」と冗談混じりでお話しされます。常に緊張や不安を抱えながら治療に来てくださる患者さんに少しでも安心して治療を受けてもらえるように、様々な事に注力し、患者さんの気持ちに敏感でありたいと思っています。
医療は専門用語も多く、普段は当たり前のように使う言葉一つも、患者さんにとっては聞き慣れない言葉です。説明を聞いていても緊張の中だと覚えていない事もあると思います。
わからない事や不安に思うことなど、些細な事でもお話しできるような環境を作り、対話できるように努めていきたいと思います。