動画で知る歯科治療5

顎関節症の要因の一つとされる歯ぎしり症例

無意識の歯ぎしりによって歯はどのように影響を受けるのでしょう? 実際の症例からお話しします。

歯ぎしりをしている方でも、自分で歯ぎしりをしているということに気付かない方、結構いるんです。

ただやっぱり歯医者さんがお口の中を見ると、「歯ぎしりをしている可能性は大きいな」っていう風に感じる方は大勢いらっしゃいます。

例えばこの方。お口の中の写真を見ますと、「通常の人と様子がおかしいな」っていう風に直感的に感じるわけですね。

まずパッと見ると、歯ぐきの色を見ると白く、粘膜が薄く骨が透けて見えているように感じるところがあります。

これは骨隆起といって、骨が盛り上がってきている、そういう形を表している色の違いなんです。

下の前歯の周辺にもありますし、上も骨が盛り上がっているのが分かります。

それと大きな特徴として、下の前歯が上の前歯に隠れて全く見えなくなっています。

この人にちょっと口を開けてもらいましょう。下の前歯が1/3、もしくは半分くらいの長さにまですり減っているのが分かります。当然虫歯で歯医者さんに削られた跡ではありません。

これが典型的な歯ぎしりの一例です。

初診の患者さんも、急な歯の痛みやトラブルは遠慮なくお電話ください。できるだけ緊急処置でお迎えできるよう調整を致します。
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